奥田征尚 自己紹介へ

おくだの視点vol.3「残したいのはキモチ」

公開日:2026/06/26(金) 更新日:2026/06/25(木) ★奥田ブログ

今日の視点は、
「残したいのはキモチ」。

 

誰にでも
生まれ育った「実家」って
あると思います。

 

おじいちゃんや
おばあちゃんと暮らした
大家族の家だったり、

転勤族で
全国を転々としたけど、
一番よく記憶に残っている社宅だったり、

アパートで幼少期を
過ごしていても、
あのベランダでアサガオに
お水やってたなーなど

「実家で暮らしていた頃の記憶」って
あると思います。

 

 

実は、ピアノがあるんです。。

 

。。

 

それは、立派なアップライトでした。

・お施主様自身が弾いていたものかもしれません。
・ご家族が弾いてくれていたのかもしれません。
・お母さんがお嫁に来た時に持ってきたものかもしれません。

 

だから、

置く場所ないので処分ですね。。なんて
あっさり解決しちゃうのは
ちょっとなぁ。。と思ってしまいます。

 

ピアノが故人を一番思い出すものなら
やっぱり残してあげたいし
目に見える場所に置いてあげたい。

弾く人がいなくても、
いいんじゃないかなと思います。

 

建築的には、
床補強しておけば
重量対策は問題ありません。

 

 

実は、このランマを生かせますか?

 

。。

 

日本家屋は和室が花形です。
今でいうリビングですね。

だから花形の空間に
造型を意匠デザインしたカタチが
このランマです。

当時の大工さんが彫ってくれたものかも
しれません。

 

これを見るたびに、
祖父の顔を思い出す
こともあるでしょう。

 

今度は、洋風になるので
合わないから処分しましょう。
ではちょっと味気ない気がしてしまいます。

 

ランマのあるリビング
ランマのある玄関

 

お客様や親戚が遊びにきて
「あっ!これってあれじゃない!
 なんか懐かしいね〜」

そんなやりとりができるのなら
統一することに
こだわりすぎなくても
喜んでいただけると感じています。

 

 

実は、この水屋は使いたいんです。

 

。。

 

今では少なくなりましたが、
結婚の時に
お嫁さんが婚礼道具として
水屋(食器棚)を新居に持ってきていました。

お嫁に行った先で、
可愛い娘が苦労しないように
恥ずかしくないものを持たせてやりたい
きっと婚礼家具に込められた
ご両親たちの思いを
感じる家具なんだと思います。

 

新しい間取りに合わないから、
新調しましょうではなく、

つくりもしっかりした家具だからこそ
うまく組み合わせることができます。

 

どれも
木製の手づくり製品だなぁと
あらためて思います。

加度商が手がけて提案している
造作家具も
そんな思いで届けたいなと思います。

 

次回は、
7月10日(金)に
登場します。

おしまい。

 

 


 

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