先日、この講演会に奥田と行って勉強してきました。
情熱大陸にも出演されたり、著書もたくさん出版されています。
そして、おなじみのド派手な衣装(^^)
講演内容は非常に分かりやすく、
シンプルかつ根拠を持って南海トラフ沖地震について話を聞かせてくれました。
特に印象的なことは・・・怖いけど・・・
①:約10年後に発生する
⇒政府は30年以内の発生確率は80%と言っているが、
地層、陸の地震の周期から考えていくと約100年周期で大きな地震が発生するようです。
その100年があと10年ぐらいとのこと。
②:南海トラフの被害は東日本大震災の10倍以上
⇒想定されるマグニチュードは9.1。津波による被害が甚大。
東日本の損害額が20兆円に対して、南海トラフは290兆円。
亡くなられる方は東日本2万人に対して、南海トラフは30万人。
ヤバい・・・これが本当ならかなりヤバい・・・
広島県で見ても2,200名が想定死者数として試算されています。
太平洋側の地域はこれどころではない。
実際、この問題に対して私たちに出来ることは
本当に地震に対しての知識を増やすこと、
防災に対する備蓄や家族・会社での対策、
そして耐震化を進める事です。
特に耐震化はかなり有効で、
建物倒壊・火災による死者数は1/17になるそうです。
また、津波の早期非難で1/2になるそうです。
こちら広島県の資料がありましたので、こちらも参考に。
他の情報も詳しく載っていますので是非見て下さい。
建築に携わる者として、耐震にはしっかり取組んでいこうと
奥田と硬く誓い合いました。