No.256 光と風が通り抜ける中庭テラスのある暮らし

直線を基調としたシンプルなボックス型のフォルムに、グレーの塗り壁仕上げが洗練された印象を与える外観。

建物中央に設けた中庭テラスは、外からの視線を遮りながら、家の中心に光と風を届ける設計。

晴れた日はアウトドアリビングとして、プライベートに過ごせるもう一つの居場所になります。

吹き抜けのあるリビングは、やわらかな光が広がり、開放感たっぷり。

大開口の窓からたっぷりと自然光が入るダイニング。

視線の先に庭の緑を望めるよう、窓の高さ・サイズを設計し、朝の光を取り込みながら気持ちよく食事ができる場を実現しています。

マットな質感のブラックキッチンが空間の重心を担う、モダンで洗練されたデザイン。

天井には木の板を張ることで、キッチンと他の空間をさりげなく区切りつつ、あたたかみのある雰囲気をつくり出しています。

ダイニングに隣接する鉄骨階段は、空間のアクセントとなる構造美を活かしたデザイン。

蹴込み板のないスケルトン仕様により、視線が抜けて圧迫感を与えず、ダイニングへの光や開放感も損なわない設計に。

一体型の造作洗面台は、カウンター・ボウル・ミラーをフラットに納めた端正なデザイン。

グレーのカウンターはモルタル調素材で仕上げ、上質で落ち着いた雰囲気を演出しています。

照明は鏡裏に間接光を仕込み、顔まわりをやさしく照らすと同時に、壁面を柔らかく演出。

キッチン背面には、空間に美しく溶け込む造作カップボードを設置。

木目が際立つ面材を使用し、空間全体との素材感を揃えることで、統一感と上質さを演出しています。

引き出し収納を中心に設計することで、使いやすさと収納量を両立。

2階のホールは、吹き抜けに面した開放的な設計。

天井にはシーリングファンを設置し、上下階の空気を循環させて室内環境を快適に保ちます。

壁面に浮かせて設置された造作テレビボードは、床との隙間が生まれることで軽やかな印象に。

面材には床材と近い木目をセレクトし、空間全体に統一感をもたせています。

廊下とLDKをつなぐハイドアには、フルガラス仕様を採用。

ドアを閉めても家族の気配が伝わる設計で、明るさと安心感のある住まいに。

玄関側のニッチと組み合わせることで、奥行きある視界の演出にもつながっています。

脱衣室の床には、汚れや水に強いフロアタイルを採用し、毎日の洗濯や入浴後も安心して使える仕様に。

乾太くんの下には収納を設け、1段目は引き出してそのまま“畳み台”として使える設計に。

グレートーンのクロスとフロアタイルでまとめた、落ち着きのあるトイレ空間。

配管もデザインの一部として見せる設計とし、機能と美しさを両立。

無機質なアルミプレートに並ぶ、こだわりのトグルスイッチを採用。

つまみ型の調光ダイヤル付きで、照明の明るさを直感的にコントロール可能。

機能性はもちろん、インテリアの一部として楽しめるデザイン性の高いパーツです。

ファミリークローゼットは、衣類やタオル、日用品を効率よくしまえるよう、両側に可動棚とハンガーパイプを配置しています。

キッチンから洗面・脱衣・ファミリークローゼットへとつながる無駄のない収納動線で、洗濯・乾燥後の収納までが一連で完結し、家事の負担を大幅に軽減できます。