こんにちは。
金曜日担当中です。
まだまだコロナウイルスの影響が収まりません。
どうか早く終息を迎えてほしいものですが、
今週も外出を控え、静かな週末を過ごそうと思っています。
さて、前回見えない怖さ、地震 について触れましたが、
見えない力、には地震に加え、台風などの風被害もあります。
大阪、千葉での被害は記憶に新しいですが、
これらの力は予測することも、対処にも苦慮しますよね。
しかし、地震や風に対する対応方法もあります。
それは、過去の地震や風被害に対して、定められている基準があるためです。
例えば建築基準法20条では下のように定められています。
『建築物は、自重、積載荷重、積雪荷重、風圧、土圧及び水圧並びに
地震その他の震動及び衝撃に対して安全な構造のものとして、
次の各号に掲げる建築物の区分に応じ、それぞれ当該各号に
定める基準に適合するものでなければならない。』
その基準は、定められた確認方法(構造計算:許容応力度計算など)に
よって確かめることで、数値化することが出来ます。
ところが、木造の2階建て住宅であれば
構造計算は必須ではなく、簡易な壁量計算という簡易な方法で済まされ、
建築士による設計であれば、確認申請への設計図書添付を免除されます。
添付しなくてよいだけで、確かめなくてよいという事ではありません。
これによって、必要壁量を満たしていない建築物も
散見されるという論文も発表されています。
加度商ではこれらの建築物を安全に確かめるために
長期優良住宅を標準としています。
これらは許容応力度計算によって安全な設計をするようにしています。
ただ、許容応力度計算をしているからと言って万全なわけではありません。
危険な間取りをしないほうが良いのです。
どんな間取りが危険なのか、許容応力度計算の方法から、
しっかりとした家づくりをするための安全な間取りのポイントを紹介します。
今週からリクシルさんが作成しているチェックシートを参照して
これらの解説を少しづつ紹介します。
①階段室突出
建物が受ける水平力(地震力や風圧力)は
屋根から梁組、耐力壁などの壁を通して床に伝わります。
そのため、床の無い部分が突出することは支えの無いぐにゃぐにゃの
箱を押すようなもので、そこに無理な力が加わります。
②突出吹抜
同様に危険なものが突出吹抜です。
ここも支えがなく、変形が起きやすくなります。
比較的よくあるパターンだと思いますので、ぜひご参考にしてみて下さい。
続きはまた来週(^^)/
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