危険を避ける間取り④
こんばんは、設計の中です。
先週金曜日にUPできていなかったので、月曜日に登場です(^^;
オリンピックの延期が決まり、自粛のムードが高まる今日この頃。
土日は外出せず大人しく家で過ごし、
4月に旅行を計画していましたが、これもさすがに自粛することに決めました。
コロナウイルスが早く終息するのを願うばかりです、、!
さて、本日は危険を避ける間取りパート4をご紹介します。
地震や台風による力(水平力)が建物に加わると、
水平構面(屋根や床)から、梁などの構造躯体、
そして耐力壁などの壁、そして階下へ、と伝わっていきます。
これらの力を建物が効率よく伝えていくためには、
バランスよく耐力壁が配置されている事が重要になります。
なるべく、小さな感覚で力を分散させることで、
無理のない構造としていく事が建物にとっても良いと思います。
強すぎる壁は構造に大きな負担がかかるため、出来ることなら避けたいところです。
しかし、大きな吹き抜けをつくったり、間仕切りを撤去したりすると
力を伝える壁がなくなり、強い壁、床を配置することになります。
負担が集中したり、反対に脆弱な部分が出来てしまいます。
具体的な例を挙げると…
①壁がない
大きなリビングは憧れではありますが、
支えの無い箱が弱いのは想像に難くないと思います。
ちょっとしたアクセント壁を入れるなど、工夫次第でお洒落で広いリビングは可能です。
②大空間
出来れば、柱だけでも入れたいところですが、
壁のない柱は力を逃がすことが出来ません。
なるべく、壁を入れることが好ましいです。
③耐力壁のバランス
家の隅、必要なピッチで耐力壁をバランスよく配置することで、
脆弱な部分を作らないようにします。
④1/4バランス
建築基準法で定められている壁のバランスです。
どこかが著しく突出するプランだと、バランスが悪くなってしまいます。
注意しているか、していないかで効果が全く変わります。
見た目にもお洒落で、安全にも配慮してあるほうが、長く住むうえで安心ですよね。
それではまた来週(^_^)
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